このたび、新しい本を出版しました。
『こどものくつ音に“わたし”が変わった。』
-自分らしさ迷子のおとなへ-

子どもが初めてタップシューズを履いたとき、
まだ何もできないのに、少し誇らしそうな顔をします。
小さなワクワクは子どもの表情を変え、行動を変え、やがて周囲の大人まで変えていきます。
ボクは30年以上、タップダンスで300人以上の人たちと一緒に靴音を鳴らしてきました。
子どもたちを教える中で見えてきたのは、ダンスの技術だけではありません。
コツコツ積み上げる子。
まず格好から入ることでスイッチが入る子。
目で見ると難しくても、音で聞くと理解できる子。
考えるより先に、身体で覚える子。
一人ひとり、感じ方も、覚え方も、育ち方も違います。
その姿を見ながら、
大人のボクらも、知らないうちに
「こうでなければならない」という形に、
自分を閉じ込めているのではないかと思うようになりました。
子どもに「自分らしく生きてほしい」と願うなら、
まず大人自身が、自分の音を大切にして生きること。
タップダンスの魅力は、音の大きさだけではありません
タップというと、足で床を強く踏み、派手な音を鳴らすダンスだと思われることがあります。
けれど、本当の魅力は、音の繊細さ。
- 音と音のあいだ
- 音が鳴っていない時間
- 消えた音が空間に残す余韻
- 誰かの音を聴き、自分の音を返す時間
- 呼吸や気配まで含めた、その人らしいリズム
その響きは、自分に返ってきます。
焦っていれば、音も急ぐ。
力んでいれば、音も硬くなる。
自然体のときには、無理のない、気持ちのよい音が鳴ります。
タップの音を聴くことは、自分自身の今の状態を知ることでもあります。
40代、50代の「もう一度、自分らしく生きたい」という人へ
この本は、タップダンスの技術でもなければ、子育てを扱った本ではありません。
仕事も家庭も、きちんとやってきた。
周囲の期待にも応え、
役割や責任も果たしてきた。
それでも、ふとした瞬間に、
「自分は本当は何をしたかったのだろう」
「このまま毎日を過ごしていいのだろうか」
「もう一度、夢中になれるものを見つけたい」
そんな気持ちが浮かぶことがあります。
この本は、そのような40代、50代の方にも届けたいと思って書きました。
公務員の現場で、いろんなおとなと仕事をしてきました。
トップパフォーマーもいれば、メンタルや人間関係で悩む人とも直面してきた。
ぼくもそんな場面に直面しながらも、助けられたのはダンスでのいろんな体験。
これまで経験してきた仕事も、
子育ても、
遠回りも、
うまくいかなかったことも、
すべてが今の自分の音になります。
自分を後回しにし続けるのではなく、
自分の感覚を、もう一度丁寧に扱ってみる。
その小さな一歩から、人生は静かに動き始めます。
この本でお伝えしていること
- 初めてタップシューズを履いたときに生まれるワクワク
- 積み上げる人と、形から入る人の違い
- 目で見るより、音で聴くことで理解できること
- 身体で感じ、イメージすることの大切さ
- 音と音のあいだにある「間」と余韻
- 自分を丁寧に扱うこと
- 即興で自分の音を出し、誰かと響き合うこと
- 子どもの成長を通して、大人が自分の人生を見つめ直すこと
こんな方に読んでいただきたい本です
- 子どもの可能性を大切に育てたい方
- 子育てを通して、自分自身も成長したい方
- 40代、50代から、もう一度自分らしい人生を始めたい方
- 仕事や家庭を優先し、自分を後回しにしてきた方
- 昔好きだったダンスや音楽、表現を再開したい方
- 結果や競争だけではない、豊かな生き方を探している方
- タップダンスや身体表現に興味がある方
書籍情報
こどものくつ音に“わたし”が変わった。
〜自分らしさ迷子のおとなへ
シリーズ:北摂、タップとくらし。
著者:
fukushin_Ceo
子どもの靴音を聴いているうちに、
忘れていた自分の音が聞こえてくる。
この本が、
子どもと一緒に育ってきた大人たちにとって、
もう一度、自分の人生を歩き始めるきっかけになればうれしいです。
北摂、タップとくらし。
fukushin_Ceo

